日本クラシック音楽コンクール

よくある質問

第33回 本選 審査方法・諸伝達事項

審査当日のご案内となります。必ずお読みください。
※以下、漏洩および転載禁止

1. 諸伝達事項

・審査をお引き受けいただいていることは当日まで公表なさらないようお願いします。
・やむを得ず審査を辞退する場合は、代理の先生をご紹介いただくようお願いします。

【当 日】

・日時、会場の情報はメール本文に記載しています。
・審査にふさわしい服装でご来場ください。
 会場内、控室内は空調の調整が難しいため、体温調節ができるものをご用意ください。
・審査会場へご到着されましたら、受付スタッフへお名前をお伝えください。
 楽屋口からのご来場はご遠慮ください。
・集合時間以降の出場者や関係者との立ち話(調弦、チューニング、足台設置を含む)はお控えください。 
・スケジュールに30分以上の休憩がある場合はお食事をご用意します。
 部門、部の入替時はございません。
・審査員の交代時に、控室内の混雑を避けるため客席内での待機をお願いする場合があります。
・審査終了後は、審査結果をご確認していただき解散となります。
 審査結果をご確認いただくまでに10~20分お待ちいただくことがあります。
 審査の終了時間は予定より前後する場合がございます。
 余裕のある時間調整をお願いします。

【審査料】

・集合時間から解散までの時間計算で、2時間までが1万円、以降は30分ごとに1,250円を
 加算してお支払いします。(時間の端数は切り捨て、上限は35,000円)
・審査料と交通費は、お車代として2023年11月17日(金)までに金融機関へお振込みします。
 18日以降にお振込みが確認できない場合はご連絡ください。
 送金元名義:イツパンシヤダンホウジン ニホンクラシツクオンガクキヨウカイ
・源泉徴収されていませんので、支払調書、源泉徴収票の発行はありません。

【交通費】 

・航空券、新幹線、特急電車の領収書は、
 メールに画像(写真可)を添付してお知らせください。
 当日、手渡しではお受け取りできかねます。
・スケジュール確定後、宿泊が必要な場合は事前に事務局へお問い合わせください。
 許可のない宿泊費はお支払いできません。

2. 審査方法

本選は「全国大会への出場の可否」について審査していただきます。
全国大会の舞台にふさわしい上手な演奏、感心する演奏に合格の点数をおつけください。

【採点基準】

86点を最高点(昨年からの変更点)として1点単位で採点してください。
 本選の合格基準は80点です。
 本選合格者は「優秀賞」として表彰します。
合 格 と思われたら80~86点をお付けください。
 可能な限り、点数に幅を持たせてください。
 不合格 と思われたら77~79点をお付けください。
 76点以下の点数は教育的配慮に基づきお控えください。
・合格のパーセンテージはありません。
 どなたが聴いても基準に達していない演奏者が合格になることや、
 優秀な演奏者を無理に不合格にすることが無いようお願いします。

【評価方法】

・各部、学年に応じた評価をお願いします。
 一般の部においては、音楽大学卒業以外の方も出場されますが専門的な評価をお願いします。
・曲目の難易度を考慮して点数をお付けください。
・複数曲演奏される場合は、総合評価で点数をお付けください。

【審査用紙】

・審査用紙に記載の審査員番号は、当日掲示の審査員一覧の番号と一致します。
・点数、講評の記入漏れが無いよう審査時間内にお書きください。
・出場番号のみアナウンスしますので、審査用紙の番号を確認して記入をお願いします。
・審査用紙はそのまま出場者にお渡ししますので、
 曲目一覧などに点数を控えていただくことをお勧めします。
・審査用紙は回収、集計のタイミングは当日お伝えいたします。
 出場番号順での回収にご協力ください。
 回収後の点数変更はできませんのでご注意ください。

【講評の書き方】

・審査用紙の講評欄は上下に分かれ、上の欄に「励みになる長所」、
 下の欄に「暖かみのあるアドバイス」、「短所を改善するための方法」などをお書きください。
 出場者本人やご家族、指導者など多くの方がご覧になりますので、
 本人を傷つける過激な文章や短文、白紙はご遠慮ください。
・誤った作曲家、曲目を書いた場合、単純な勘違いや書き間違いであっても、
 出場者には「審査内容が正しくないのではないか」という疑念が生じることがありますので、
 作曲家や曲名をお書きになる際は十分にご注意ください。 

【集計方法】

・審査員全員の最高点と最低点を除いて、残った点数の平均が80点以上で合格です。
・審査会議はなく、点数の集計のみで合否を判定します。
・審査員の点数は最大限尊重しますが、失格などの決定は当協会で行います。
・結果は当日発表し、集計表の公開をします。

3. その他

【演奏順】

・幼児の部は年少、年中、年長の順で、
 小学校から大学の各部は学年順で並び、同じ学年内は抽選順で演奏します。
 一般の部は抽選順で、年齢順ではありません。
・ピアノ部門と声楽部門は各部の中で女子、男子の順で演奏します。
・大学の部の5年生以上の表記は、6年制学部の学年もしくは大学院1年生以上とお読み替えください。 

【演奏曲目】

・曲目、楽章、組曲、変奏の順番を入れ替えての演奏は可能です。
 曲目の変更、増減はできません。
・曲目一覧と異なる演奏をした場合も、演奏した曲に対して点数と講評をお書きください。
 お気づきの点があれば、審査用紙の回収時にスタッフへご指摘ください。
・出場者の判断で伴奏(前奏や間奏を含む)を一部カット、リピートや再現部などを
 省略する場合がありますが、減点の対象としないようお願いします。
・分数カットがある場合、時間になりましたらアナウンスで演奏を止めますので、
 その時点までの演奏で評価をお願いします。
・譜面台の利用は可能です。  

【注意事項】

・控室内で演奏に関する個人的なご意見などは、他の審査員の点数に影響を及ぼす恐れがあります。
 審査結果の確認が終了するまでご遠慮ください。

4. 日本クラシック音楽コンクールの主旨

 当コンクールでは課題曲ではなく、自由曲で審査をしています。課題曲で他の人と競い比較される事により、高い点数を取るためだけの演奏に陥ったり、不合格になった時に敗北感や挫折感、失望感を覚えたりすることは若き学習者にとってマイナス面が大きいと考えています。自由曲で自分の好きな曲、得意な曲でチャレンジする事により、個性的で魅力ある演奏家を育てられるコンクールを目指しています。

 審査は各部、学年に応じた評価をお願いします。中学校の部までは指導者の顔が見える教え込まれた演奏ではなく、音楽的に少し幼くても子どもらしく元気のある初々しい演奏を、高校・大学の部では基礎を生かし、自分の考えや勉強して感じた事を表現する演奏を、一般の部では主張したい音楽、奏者の顔が見えてくる演奏など、それぞれの年代でなければ表現できない演奏を評価してください。

5. 緊急時の対応

【自然災害(台風など)の開催について】

 台風や地震などでも、会場となるホールが使用できない状態にならない限り、コンクールは開催します。当日の朝9時にホールへ使用の可否を確認した後、メールでご連絡しますのでご自宅で待機してください。Webサイトのお知らせでもご案内します。開催する場合は、交通機関などの影響を受ける可能性があるため、会場に到着された出場者より順次審査をすることがあります。

【緊急連絡先】

当日、遅刻や緊急の場合は日本クラシック音楽協会事務局へご連絡ください。
審査員専用  03-6441-3225(平日10:00~18:00)
メールアドレス  judge@kurakon.net(年中対応)